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協奏曲「フェニックス」/中川良平

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名曲「不死鳥」をバスーン・カルテット+Keyboardで!

 「不死鳥」のタイトルを与えられたこの曲の原譜は、「4つのパート譜」として、パリ国立図書館に保管されています。  各パートは全て低音部記号。4番パートには和声進行を示す数字が書き込まれており、明らかに「Continuo」パートであることが理解できます。主旋律を奏し続ける1番パート。それを補佐する2番パート。3番、4番の各パート譜は、全曲を通じて、各「1ページ」のみ。そして5人目の奏者として、「数字つき低音」を読みとりながら即興演奏をしていた「チェンバロ奏者」がその場に居たことは明白です。  当時の「演奏風景」を色々と想像してみると楽しくなってきます。現代、世界中の殆どのバスーン奏者が使用している楽器はドイツ式といわれる、産業革命後の20世紀初頭に完成された、新しい「発明品(アルマンレイダーとヘッケルによる)」であり、18世紀当時に使用されていた楽器そのものや奏法とは、余りにもかけ離れた存在です。  このスコア(編曲)は、1番ファゴット奏者が酸欠で卒倒してしまわないように、3番と4番が退屈の余りに帰宅してしまわないように、そして即興演奏が出来ないクラシックのピアニストも参加できるようにとの私の夢をこめて出来上がりました。  18世紀に生れた「不死鳥」が、21世紀に甦ることははたして、出来るのでしょうか。 」(中川良平)。

編成:バスーン・カルテット+Keyboard
(電子チェンバロの使用をおすすめします。ピアノでも演奏できます)

演奏時間:9'10" / A4版 スコア56p & パート譜

付録:貴重なオリジナルパート譜と、そこから編曲者が起こした総譜(Continuo付)

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